健康増進ニュースレター 2018.10月号
今月の健康増進ニュースレターは「秋の冷えについて」です。
こんにちは、名古屋身体均整院の立石です。
「芸術の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」など秋にはいろんなものが当てはまりますが、
みなさんにとってはどのような秋でしょうか?
でも多いのは「食欲の秋」でしょうね。(笑)
この季節、秋の深まりとともに繊細な味のものが美味しく感じられてくるのと同時に食欲の増す時季でもあります。
どうしてこの時季、食欲が増すのでしょうか?
整体の観点から説明しますと、夏の暑さが終わって発汗が少なくなり朝晩が冷え始めますと、直接その冷えの影響を受けないように身体が縮んできます。
このとき、特に睡眠中などに身体が急な冷えに対処できずに、片側だけ収縮することが起こるのです。すると、身体が捻れてきます。
つまり、秋は身体が捻れやすい時季なのです。
整体では、”秋は捻れの季節”とも言われています。つまり、腎臓の疲れから尿酸が胃酸に化けて起きた胃酸過多現象によって食欲が異常に高まるのです。
そこで、対処法ですが、食欲があり過ぎてお困りの方には、足湯をおすすめします。異常な食欲が緩和されます。
足腰がだるい、むくむ、いびきをかく、小便が近いなと感じてきましたら身体が冷えてきています。
そういう症状の場合も、足湯がおすすめです。
朝に行なうとよいでしょう。
足湯の前に、冷えの急処である足の3・4趾間を押し開くようにして弛めてから行なってください。
例:右の場合
そして骨盤の動きがよくなるように重心の偏りを調整すべく、腰を中心に身体を左右交互に捻る運動を
行なっておくとよいでしょう。(捻りにくい方を多めに捻っておくと更に効果的です)。
これから11月にかけての水分の補給はもっとも
吸収しやすく、泌尿器の働きが高まりやすくなります。
例:左に捻る場合
季節を知り、季節を味わうことが大切なのです。
ですが、くれぐれも勢いにまかせて食べることだけは
お気を付けください。
それでは、10月も皆さん!がんばりましょう。
名古屋身体均整院 立石陽司