一宮市 A・Y様 42歳 主婦

先生ありがとうございます。もともと腰痛の治療で通っていたのに、ずっと授からなかった二人目の子を超安産で出産しました。

あれから1年、その子も元気で私の体も腰痛が軽くなり便秘が治り、体重10kg減でスリムな体型に!シワもなくお顔の肌もツヤツヤです。よい出産は、母親を元気にさせてくれまーす。

 

このように不妊や安産など出産に関わることが非常に「骨盤」と関係が深いのです。

今、不妊症をはじめ生理痛、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣膿腫などの婦人科疾患が非常に多い。 これは、女性の骨盤の歪みが大きな原因と言えます。

不妊症の原因としても、骨盤の捻じれが大きな原因といえます。本来骨盤の中に「子宮や卵巣、卵管」などが存在します。

そして、その骨盤が歪めば、内部臓器の子宮や卵巣、卵管も歪みが生じます。すると卵管も捻じれてくる。そうするとやはり着床しにくくなるというわけです。

そして血行障害が生じてきます。腹部の血行障害がおきると「静脈血」と言ういわゆる「汚血(おけつ)」が溜まってきますので、女性に多い「便秘・冷え性・生理痛」の原因にもなってしまいます。

又、血行障害が起きるとまず生理痛が起きます。そして血行障害が強くなると「イボ」ができる。これが筋腫です。

ですから骨盤の捻じれをとってあげれば、自然に血行障害がなくなり、生理痛や子宮内膜症が軽減して最後には治ってしまうのです。

あと、安産に関してですが、よく「骨盤が小さい人は難産になる」と言われますが、これは違います。

安産に骨盤が大きい小さいは、ありません。あるのは、「骨盤が開きやすいか、開きにくいか」なのです。

普通分娩の場合、赤ちゃんが出てこようとするとき「恥骨結合」という場所が開いてきます。そこがマックスに開いたとき赤ちゃんが出てくるのですが、骨盤が捻じれていたり、股関節が硬くなっていると中々「恥骨結合」が開いてこない。

すると赤ちゃんがなかなか出てこない。結果難産ということになってしまいます。

逆に骨盤のバランスがいい人や股関節の動きがいい方は、どんなに骨盤が小さいひとでも赤ちゃんが出てくるときは、きちんと開いてくれるので、安産になるのです。

A・Yさんの場合も元々腰痛があったので、骨盤が捻じれていました。その捻じれを調整することにより腰の痛みもなくなり、捻じれがとれていったので便秘も軽減し「妊娠」という嬉しい結果となりました。

又、女性はきちんとした出産をするとA・Yさんのようにとてもきれいになります。 ちまたでは、出産してから母乳をあげると胸が垂れてしまうので、母乳はあげたくない。とか出産後すぐに「骨盤ベルト」をしてしめつけなければいけない。などという話がありますがそんなことは、絶対にありません。

ポイントは、「出産直後の生活の仕方」です。

具体的にいうと、現代人は、出産後すぐに動きすぎと言えます。整体的にいうと出産後は、ある時期が来るまで立ってはいけないとされます。

ですからまずは、「すぐに起きないこと」です。

次に「頭を洗わない」こと「ハァ?」と言われそうですが、これが実に重要なことなのです。東洋医学では「頭皮と子宮がとても密接な関係がある」とされます。

出産に限らず女性の婦人科疾患は、頭皮との関わりが深く例えば生理痛のひどい人が「シャンプー」を変えただけで軽くなったということがよくあります。

ここでいう「シャンプー」というのは、「硫酸系界面活性剤」を使ったものを指します。 「頭を洗わない」ということは、出産後、頭皮に無理な刺激を加えないということです。少なくとも2週間は、頭は洗わないこと。これは、女性の血の道に関係があることなのです。

血の道が悪くなると「精神的に不安定になったり」「体調がすこぶる悪くなったり」といいことは一つもありません。

ですから「頭皮に負担をかけない」ということがとても重要になってきます。

つぎに「目を使いすぎない」

現代人の出産をみてみると、出産後、次の日には、「生まれたよー!」なんてメールをしたり、テレビをみたりと目を酷使しています。これも血の道を悪くします。

そして何日かしたらすぐにシャワーを浴びてシャンプーをする。とても悪循環なことをしていると思います。

昔の出産は違いました。ほとんどが「自宅出産」なので妊婦さんは、陣痛がくるまであるいは本陣痛がくるまで、働いていました。それも「巻き割り」なんかしたりして。

そして、安産の方が多かった。出産後は、納屋に閉じ込められ日光にあたることなく、寝たまま、ただひたすら赤ちゃんのお乳をあげていた。

現代人からみると「たいへん!」と思われそうですが、出産直前まで「巻き割り」などの仕事をしたということは、股関節の調整になります。

骨盤がきちんとスムーズに開くにはこの「股関節」がどれだけ動いてくれるかというのが、ポイントとなるので、これは実に理にかなっています。

「日光にあたらず納屋にいる」これは、目を疲れさせない方法と言えます。このようなことを現代人が実行するとなると難しい部分もありますが、頭を洗うのを2週間我慢するとか目を使わないことぐらいはできると思います。

そして、これらを実行すると「骨盤の収縮がよくなり」「骨盤が整ってくる」という女性がきれいになる最大のポイントをクリアすることになるのです。

出産後に「うつになった」「太った」「腰痛になった」「生理痛がひどくなった」などは、すべて「出産後の処置を間違えた」ということになります。

体験談をいただいたA・Yさんは、これがクリアできたので、出産後、出産前以上に非常にきれいになられました。体重も10kg減り、肌も透き通るようにきれいになった。これは、すべて骨盤がきれいに整ったからなのです。

もし出産後に調子が悪くなった方がお見えになったら、「もう一度、出産をしてください(笑)」それができない方は、是非当院にお越しください。骨盤を整えてきれいになりましょう!