今月のニュースレターは「食欲の秋の犯人は冷え!」についてです。

こんにちは、名古屋身体均整院の立石です。

「芸術の秋」、「読書の秋」、「スポーツの秋」など、秋にはいろんなものが当てはまりますが、みなさんにとってはどのような秋でしょうか?多いのは「食欲の秋」ではないでしょうか。

 

食欲の秋!

この季節、秋の深まりとともに繊細な味のものが美味しく感じられてくるのと同時に食欲の増す時季でもあります。どうしてこの時季、食欲が増すのでしょうか?
整体の観点から説明しますと、夏の暑さが終わって発汗が少なくなり朝晩が冷え始めますと、直接その冷えの影響を受けないように身体が縮んできます。

このとき、特に睡眠中などに身体が急な冷えに対処できずに、片側だけ収縮することが起こるのです。 すると、身体が捻れてきます。 つまり、秋は身体が捻れやすい時季なのです。 整体では、”秋は捻れの季節”とも言われています。

捻れの動きをつかさどるのは腰椎3番という泌尿器と関連の深い骨なのですが、冷えによって腰が捻れ、尿が近くなってきますと、腰椎3番だけでは対処できず、胸椎5・6番という胃酸の分泌と関連の深い骨に負担がかかってくるのです。つまり、腎臓の疲れから尿酸が胃酸に化けて起きた胃酸過多現象によって食欲が異常に高まるのです。
そこで、食欲があり過ぎてお困りの方には、足湯をおすすめします。 異常な食欲が緩和されます。


最近、足腰がだるい、むくむ、いびきをかく、小便が近いなどと感じてきましたら身体が冷えてきています。 そういう症状の場合も、足湯がおすすめです。

 

朝に行なうとよいでしょう。 足湯の前に、冷えの急処である足の3・4趾間を押し開くようにして弛めてから行なってください。        

 

例:右の場合
                

また足首を回したり、振ったりなどして足首を弛めておくこともよいです。 そしてこの季節、水分の補給として塩気のある温かい汁物を摂るようにしてください。 みそ汁、うどん、そば、鍋物など。

これから11月にかけての水分の補給としてもっとも吸収しやすく、泌尿器の働きが高まりやすくなります。                                     そして骨盤の動きがよくなるように重心の偏りを調整すべく、腰を中心に身体を左右交互に捻る運動を行なっておくとよいでしょう。(捻りにくい方を多めに捻っておくと更に効果的です)。

例:左に捻る場合


それから、左右の側腹の分厚く硬くなっている処をつまんで少し引っ張るようにしながら弛めてください。 側腹の硬くなっている処を弛めますと、更に身体の捻れがとれていきます。


骨盤の可動性が悪くなりますと、身体だけではなく心の働きも鈍ります。 この時季、尿の色が濃くなる人や出にくい人は泌尿器に負担がかかっている可能性があります。 左の内股に愉気をしてください。
                     

 

また、10月は身体の変動が歯に現れる方が多いです。
もし、歯に何か異常が出ましたら歯痛の処置法をご参照くださるとよいと思いますが、この時季の歯痛は足湯だけでも異常感が緩和されることがありますのでお試しください。

 

季節が変化しますと、身体も季節に合わせて変化しようとします。 季節の変化に身体を対応させていくことが、身体の敏感性を保つことになり、健康を維持することにつながります。 季節を知り、季節を味わうことが大切なのです。 ですが、くれぐれも勢いにまかせて食べることだけはお気を付けください。

※上肢・腹部などの各調律点(整体用語)などの詳細は院長・スタッフにお聞きください。

 

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