今月のニュースレターは、5月は春が過ぎ、引き締まっていく5月の整体体操です。

こんにちは、一宮・名古屋の気功整体院・名古屋身体均整院の立石です。ゴールデンウィークは皆さんどのようにお過ごしになられますか?5月は本来、気候の上から言えば、とても気持ちが良くてすごしやすいはずです。

でも「5月病」などの身心の不調を訴える方が多くなります。

これは3月4月の本来は身体的に言えばリラックスする時季であるのに、社会的に入試・入学・入社など緊張と興奮を強いられることも多いため、5月になってホッとする頃にバランスが崩れて「5月病」などという身心の不調が出てくるということです。

春の間、骨盤をはじめとしてゆるみ気味だった身体は、5月になるといよいよ今度は引き締まろうとします。脚から丹田への気の流れが強くなり、同時に骨盤もふんどしを閉め直すかのようにキュッと縮もうとします。

気候もさわやかな分、うまく骨盤が引き締まってくれれば、気分もさわやかです。またこの時季、胸椎11番の反応がとくに敏感になります。

胸椎11番はとくに内分泌系(性ホルモン、膵臓や副腎など)と関係が深いのですが、さまざまな調整系(内分泌系、自律神経系、免疫系)の過剰反応の抑制に関わります。

「伸びとあくび」

「伸び」(=息を吐きながら背中を反らす動き)は胸椎11番に弾力をつける本能的な動きです。朝起きるときの「伸び」は覚醒を促し、テンションを上げます。寝る前の「伸び」は興奮を鎮め、身心をリラックスさせます。

初夏のさわやかな空気をより味わう為に、足首をよく回してから、足の指を小指から愉気をしながら1本1本丁寧に引っ張るとよいでしょう。 (「足趾の愉気」をご参照ください)

足の指に気が通りますと関節が伸びてくるのが感じられます。 すると、胸の筋肉が弛んで呼吸が楽になり、空気の味わいが変わります。憂鬱な気分も晴れやかになります。 呼吸器の弱い方にお勧めで、皮膚病の方にも有効です。 それから、恥骨の真ん中を押さえて愉気をするとよいでしょう。 (「恥骨の愉気」をご参照ください)

恥骨の真ん中は呼吸器と関連があり、5月病で落ち込み気味の方もこの時季本来のさわやかな気分を愉しめることでしょう。

これからは気温が高くなり汗をかく機会が増えてきますので、汗をかきましたらきちんと拭き取るようにしてください。 特に首の汗をそのままにしておきますと汗が身体の内部に引きこもり、それが脳いっ血の原因になることがあるのです。

汗が冷えて”ゾクゾク”っと感じましたら汗が身体の内部に引きこもった信号です。 特に高齢の方は、ご注意ください。


それから赤ちゃんの場合、風通しのよい所に寝かせますと肺炎を起こす恐れがありますので、寝かせる場所には注意が必要です。 特に風呂上りのときなどはご注意ください。 朝方の冷えにはお気を付け下さい

※上肢・腹部などの各調律点(整体用語)などの詳細は院長・スタッフにお聞きください。


 

 

 

 

コメントを残す