こんにちは。名古屋身体均整院の立石です。
今年も例年同様「気候が変です!」
今年は梅雨も短く、真夏の様な日が多いですが
これから数年は「暑さ対策」は必須と言えますので「熱中症対策」にはご注意ください。
只、暑い日があれば自然の法則として「寒い日」もあります。今年の冬は寒いかもしれませんが、「夏しか味わえない楽しさ」を実感しながら日々の生活をお過ごしください。

「7月の整体体操」
7月の身体
梅雨が明けますといよいよ本格的な夏を迎えますが、まだ湿気の影響により呼吸器に負担がかかりやすくなっています。
息苦しさを感じたり、行動が億劫に感じるときは、大腿部後側から膝裏にかけての筋を伸ばすことが肝要です。
先月に引き続きまして、壁に足をかけて仰向けになり、足を高くするとよいでしょう。
これを数分(2~3分)行ないます。

これからは冷房が大活躍する時季となりますが、くれぐれも冷やし過ぎにはお気を付け下さい。
汗をかいた後に冷房が効いている部屋でゾクッと感じたら、かいた汗が身体の中に内攻した信号です。
汗の内攻は身体に様々な変調を引き起こします。
汗をかくということは体内の余分な水分や毒素を排出するということです。
ある説によりますと、毒素を出すという意味では汗は尿の何倍もの働きがあるそうなのです。
ですから、汗が内攻するということは外に排出した毒素を皮膚がまた再吸収したということになります。
もし、汗が身体にこもっていると感じましたら、先月と同様に後頭部の温湿布を行なってください。

すると、体内にこもった汗が出てきます。
かいた汗は冷やさないうちにタオルでこまめに拭き取るようにしてください。

※上肢・腹部などの各調律点(整体用語)などの詳細は院長・スタッフにお気軽のお聞きください
「健康談義 腰痛について」
今日は、治療院でも断トツ多い「腰痛」についてお話をしたいと思います。
ほとんどの方が、腰痛というと「骨の異常」とお考えの方が、多いと思います。確かにそれも原因の一つですが、実は、腰痛一つとっても
「人それぞれ原因がちがう」
ということです。これは、治療をする際とても大切なことで、これを間違えると大変なことになります。治療の技術というのは、ある程度、修練すれば、出来るようになります。しかし、悪いところを見つける「観察」というのが、とても難しく本当に的確にできるようになるまで、やはり10年は必要になってきます。
話をもどし、腰痛の原因を大きくわけますと2通りあります。
①腰椎(腰の骨)のゆがみからくるもの
②内臓の疾患からくるもの
①の腰痛のゆがみからくるものは、簡単な腰痛をはじめ、椎間板ヘルニア、椎間板すべり症、分離症などの重症疾患まで様々な症状があります。
これらは、西洋医学的な処置となりますと「痛みどめの投与」やひどい場合は、「入院」や「外科的処方(手術)」ということなります。
これも一つの方法とはいえますが、私たちの東洋医学では、又違う見方をします。
それは、「骨盤のゆがみ」「気の滞り」が原因である。ということです。
骨盤の歪みは、整体法(均整術)で特に股関節の調整をします。
骨盤は、人間にとっては、土台となるとても大切な場所です。
建物でも土台が崩れてしまえば、建っていることができません。「肝心要(かんじんかなめ)」と言いますが、まさにそのとおりで「腰」はとても重要なのです。
次に「気の滞り」ですが、これは「気功法」を使います。
骨盤のゆがみだけを整えてもその方の「自然治癒力」が下がっていれば、又もとに戻ってしまいます。「気の滞り」があると「自然治癒力」が下がってしまうからです。
ですから、気功法で「気の滞り」をなくし整体法で「骨盤のゆがみ」をなくすことにより相乗効果ができ奇跡的によくなるのです。(次回は②の内臓からくるものについてお話をいたします。)