こんにちは。名古屋身体均整院の立石です。
長い暑い夏もやっと落ち着きましたね。
本来なら「秋」を味わう時季ですが、最近の残暑の影響で今年の秋も
あっという間に過ぎそうです。
「残暑バテの処置法」
兎に角、暑かった今年の夏。これから秋冬に向けて外気が低くなったり、寒暖差が生じてくると起こる現象として「のぼせ」です。
特に「更年期」でお悩みの方はこの「のぼせやめまい」は本当に悩みの種です。
今回は特にこの「のぼせ」をとる方法として、とても簡単なやり方をお伝えします。
『耳を引っ張る(のぼせをとる)』
両耳(耳の真ん中、軟骨がいちばん硬く感じるところ)を外側に引っ張ってゆっくり緩める。
引っ張る強さは、痛いほど引っ張る必要はありません。
呼吸を止めないでゆるめてゆく間に数呼吸。
それから5~6呼吸そっとつまんでおきます。何回か繰り返しても良いです。
耳の軟骨が柔らかく感じるようになります。耳が温かく、頭が涼しい感じがでたらOK
これもこめかみや首の緊張をゆるめるので冷えやのぼせに効果があります。
「食欲の秋」
この季節、秋の深まりとともに繊細な味のものが美味しく感じられてくるのと同時に食欲の増す時季でもあります。
どうしてこの時季、食欲が増すのでしょうか?
整体の観点から説明しますと、夏の暑さが終わって発汗が少なくなり朝晩が冷え始めますと、直接その冷えの影響を受けないように身体が縮んできます。
このとき、特に睡眠中などに身体が急な冷えに対処できずに、片側だけ収縮することが起こるのです。
すると、身体が捻れてきます。
つまり、秋は身体が捻れやすい時季なのです。
整体では、”秋は捻れの季節”とも言われています。
捻れの動きをつかさどるのは腰椎3番という泌尿器と関連の深い骨なのですが、冷えによって腰が捻れ、尿が近くなってきますと、腰椎3番だけでは対処できず、胸椎5・6番という胃酸の分泌と関連の深い骨に負担がかかってくるのです。
つまり、腎臓の疲れから尿酸が胃酸に化けて起きた胃酸過多現象によって食欲が異常に高まるのです。
そこで、食欲があり過ぎてお困りの方には、足湯をおすすめします。
異常な食欲が緩和されます。
最近、足腰がだるい、むくむ、いびきをかく、小便が近いなどと感じてきましたら身体が冷えてきています。
そういう症状の場合も、足湯がおすすめです。朝に行なうとよいでしょう。
足湯の前に、冷えの急処である足の3・4趾間を押し開くようにして弛めてから行なってください。
例:右の場合
また足首を回したり、振ったりなどして足首を弛めておくこともよいです。
それでは、今月も元気にがんばりましょう!
名古屋身体均整院 立石陽司
最後までお読みいただきありがとうございます。