こんにちは。名古屋身体均整院の立石です。
ようやく涼しくなってきましたね。只、これからの時季、身体は寒さに備えて、身体を縮める力を強化する必要があります。その代表的な方法を今日はお伝えいたします。
「夜就寝前と朝起きた時の伸び」
伸びは胸椎11番の硬直を緩ませます。強度を高める為にとても簡単な方法と言えます。
寝る前や起きたての「伸び」は胸椎11番を緩めて、入眠時は「リラックス」して良い眠りを
覚醒時は「気合い」を入れようとする自然な体の動きです。
これを野口整体では「活元運動」とも言います。
15秒程で良いですから、就寝前と起きたてに実践してみてください。
「積極的に水分をとる」
そしてこの季節、水分の補給として塩気のある温かい汁物を摂るようにしてください。みそ汁、うどん、そば、鍋物など。
これから冬にかけての水分の補給としてもっとも吸収しやすく、泌尿器の働きが高まりやすくなります。
そして骨盤の動きがよくなるように重心の偏りを調整すべく、腰を中心に身体を左右交互に捻る運動を行なっておくとよいでしょう。(捻りにくい方を多めに捻っておくと更に効果的です)。
例:左に捻る場合
以上が11月整体体操です。
「11月は伸びと捻れ体操」がポイントですね。
「冬の効率的な水分の摂り方」
これからの冬にかけての水分の効率的な摂り方として
ガブガブと一気に飲むのではなく、チビチビとゆっくり身体にじわじわと浸透させるように、そして常に身体に潤いを保たせる為にあまり間を空けずに飲むのがこの時季の水分補給のコツです。
冬の健康維持には水がとても重要で、初めはトイレの回数が増えるかもしれませんが、続けているうちに水が身体に浸透していき、トイレの回数もしだいに落ち着いていきます。
風邪など引いたときは、ストーブで背中を温めながら汁物を摂るとよいでしょう。
風邪が早く経過されます。ストーブはできれば温風式ではないもので、ガスストーブが好ましいです。
または、背中に和紙や新聞紙などを入れておきますと熱が逃げにくく保温になって風邪の経過をスムーズにします。
風邪には身体の歪み、偏り疲労をリセットする働きがあります。できましたら、薬を飲まずに風邪を経過されることをお勧めします。
※健康を維持するには、薬に頼るのではなく自力(自然治癒力)を最大限に生かすことが望ましいことだと思います。
そのヒントになれば幸いです。 今年もあと2か月世の中大変な状況ではありますが、今月もがんばっていきましょう!
院長