今月のニュースレターは冬は体の乾きに注意!」11.12月の整体体操です。

こんにちは。一宮・名古屋の気功整体院・名古屋身体均整院の立石です。

11月の中旬になり急に冷え込んできましたね。

我が家は、11月11日から1泊でTDRに行きました。少し早いクリスマスでしたが、初めて泊まった「ホテル・ミラコスタ」が最高によかったです。また、来年も行けたらいいですね。

今月は11月.12月の整体体操を合わせてお話しをします。

もうすぐ季節は冬に入ります。身体は寒さに順応して骨盤が引き締まり、皮膚が縮んできます。これからの時期、空気の乾きや暖房の使用によって身体が乾燥してきますので、先月に引き続き、みそ汁、うどん、そば、なべもの、など塩気のある温かい汁物をできれば毎食時に摂るように心がけてください。


そして、その後に水を飲むようにしてください。

ジュースやコーヒー、お茶、お酒ではなく、水です。汁物を摂った後に水を飲みますと、汁物が呼び水となって水の吸収性を高めてくれます。お風呂の中で水を飲むのもよいです。

寒さによる首・肩の硬直、疲労の蓄積、暖房の使用による身体の乾燥で、頭・眼・鼻・喉・皮膚などの神経系統や感覚器にも異常が起こりやすくなります。

眼・鼻・喉などの粘膜の部分は潤いを保っておくことが大切です。眼の温湿布を行なうとよいでしょう。

足からの冷えの解消として、左右の足の中趾と薬趾の間を比べ、狭い方の足の中趾と薬趾の間を拡げるように押さえながら愉気をします。

例:右の場合

次に足の内縁の部分の硬直を押さえて愉気をします。
例:右の場合

そして最後に足湯をするとよいでしょう。

また、足湯をしながら水をチビチビと飲みますと身体の水に対する吸収性がよくなります。

ガブガブと一気に飲むのではなく、チビチビとゆっくり身体にじわじわと浸透させるように、そして常に身体に潤いを保たせる為にあまり間を空けずに飲むのがこの時季の水分補給のコツです。

冬の健康維持には水がとても重要で、初めはトイレの回数が増えるかもしれませんが、続けているうちに水が身体に浸透していき、トイレの回数もしだいに落ち着いていきます。

風邪を引いたときは、ストーブで背中を温めながら汁物を摂るとよいでしょう。

風邪が早く経過されます。ストーブはできれば温風式ではないもので、ガスストーブが好ましいです。

または、背中に和紙や新聞紙などを入れておきますと熱が逃げにくく保温になって風邪の経過をスムーズにします。

風邪には身体の歪み、偏り疲労をリセットする働きがあります。できましたら、薬を飲まずに風邪を経過されることをお勧めします。

冷えによる脳溢血に注意

それから、この時期は脳溢血が起こりやすい時季でもあります。特に高齢の方は首に風を当てないように気を付けてください。

外出時はマフラーやスカーフなどで首を守りましょう。睡眠時も首をなるべく冷やさないようにしてください。

12月の身体

師走です!暖房の使用により身体は乾燥の影響を受けます。皮膚の乾燥、女性の方はお肌の手入れが大変です。

乾燥はもちろん皮膚に影響を与えるのですが、もっとも乾燥の影響を受けやすいのが目なのです。

コンタクトレンズを使用している方は実感しやすいと思います。目は大脳と関連があるので、頭を使わなくても、目の乾燥や目の使い過ぎだけで頭が疲れたような感覚になってしまうのです。

集中力が散漫な方、頭がボーっとしてしまう方は目の温湿布を行なってみてください。

頭の中がスッキリとして、頭脳の働きも向上することでしょう。目をよく使った後は、休ませてあげることが大切です。それと水を飲むことも忘れないでください。

一気に飲むのではなく、一口ずつ口に含みながらチビチビと飲むのがこの季節の水分の摂り方です。

お茶やスポーツドリンクなどではなくです。コーヒーやアルコールは逆に身体を乾燥させてしまいますので、お好きな方はその倍の量の水を飲む必要があります。

それから更に目の調整点として、耳殻(じかく)という耳の縁をつまんで引っ張りながら愉気をすることを行なうとよいでしょう。

耳の縁を丁寧につまみますとちょうど硬くなっている処がありますので、そこが一番のポイントになります。

寒さによって硬くなった首や肩を弛める為に、鎖骨窩もオススメです。

鎖骨窩は、風邪やインフルエンザ、肺炎の急処でもありますが、首の動きが硬くなっている方はこの鎖骨窩も硬張っています。

蒸しタオルをあてる順序は右を先に行なってから次に左を行ないます。このとき、左右の鎖骨窩の硬さを確認し、硬い方を10分間、逆側を5分間行なってください。

首・肩が弛みますと同時に頭の血行がよくなり、呼吸も楽になります。また、この時季に、冷たい風を正面から受けますと心臓に負担がかかるので注意してください。

年末に近くなりますと大掃除のシーズンになり、家庭、職場、学校など、掃除の忙しい季節でもあります。掃除は心身の反映と関係があります。

常に部屋をきちんと整理している人、いつも部屋が散らかっている人、周期的に散らかったり片付いたりを繰り返している人など様々ですが、これは身体の波の影響もあるようです。

例えば、交感神経が活発になり過ぎると部屋の中が散らかる傾向があると言われています。その人の内面が周囲の環境に反映されたというわけです。

つまり、環境を整えることが身体や心を整えることにもつながるのです。部屋をきれいに片付け、整理整頓したときのあのサッパリとした感覚!とても気持ちがよいものです。

その感覚が健康へと導く秘訣でもあるのです。掃除を通して身体も心もスッキリと晴れやかにし、新しい年を迎えましょう!

それでは、皆様よいお年を!来年もよろしくお願いいたします。


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