今月のニュースレターは「汗の内攻に注意!」8.9月の整体体操です。 |
こんにちは。一宮・名古屋の気功整体・名古屋身体均整院の立石です。
今年の夏も本当に暑かったですね!皆さんは、どのようにお過ごしになられましたか?
私はこんな暑い日にも関わらず、お盆は「TDR」に行ってきました。めちゃ暑かったです!でも楽しい!私は、この歳になっても「ディズニーランド」が大好きなんです。
お盆なのでとても混んでいましたが、子供たちは大喜びでした。
今年は、TDRだけでなく、山中湖にもよってきました。私の師匠「世古口先生」の別荘におじゃましました。
富士山が一望できるそれは、それは素晴らしいところでした。
今日は、整体的な夏の過ごし方、処理の仕方をお話しいたします。
冷房による冷えすぎが原因で、極端な温度差から汗が内攻しやすくなります。
冷えた風をなるべく首・肩・背中に当てないように注意してください。外出時は衣類の調節・工夫が必要となります。
帽子や日傘、サングラスなどは紫外線対策としても効果的ですので、外出の際はぜひご用意ください。
冷房の強めの所に入る時は、汗をよく拭きとってから入るようにしてください。
もし、身体を冷やしてしまった場合、足湯をするとよいでしょう。
後頭部の温湿布も効果的です。
また熱めのお風呂にサッと入って汗を出し切るのもよいです。
冷房は身体に負担をかけますが、子供やお年寄りの方など呼吸器の弱い方には必要な場合もあります。暑さの厳しいときは、調節に気を配りながら冷房を使ってあげてください。
暑気当たり、陽に当たり過ぎた時は、頭頂部の手前の前頭部”ひよめき”を冷水で絞った手拭いで冷やすとよいでしょう。
心臓や腎臓が弱い方は、この時季は特に足がほてってなかなか寝付けないことがあります。
そういう方も、この”ひよめき”を冷やすとよいです。全身が涼しくなってぐっすりと眠れます。
日焼けやあせもなどの皮膚のケアとして、仰向けになって、恥骨の上端の真ん中部分を押さえて愉気を行なっておくとよいでしょう。回復が良くなります。
つい、冷たい飲料に手が伸びがちですが、冷たい飲料の飲み過ぎは体力を奪います。
冷たい飲料を飲む前に、白湯や温かいお茶を飲んでおくと夏バテの予防になります。
冷えきった部屋での冷たい飲料・食べものは、”ほどほど”でお願いします。それから汗をかいた分、塩分補給もお忘れなく!
夏の食事は、できるだけ単純な味付けのものを多く摂るようにしましょう。夏は、よく動いて、よく遊んで、たくさん汗をかくことです。
残暑による疲労には、朝にハチミツをひとさじ舐めますと体力が回復しやすくなります。
日本人の身体は四季の変化に対応するようにできています。夏を夏らしく過ごすことが、秋に向けての身体作りになるのです。
お盆の時期を過ぎますと朝方が涼しくなり、寝汗を冷やして内攻させやすくなります。
寒暖の差にはお気を付けください。
9月の身体
セミの声が少なくなりますと夏が過ぎ去っていくことを実感し、なんとなく寂しく感じられるものですが、今年はまだまだ残暑の厳しい日が続く影響で、寂しさはあまり感じませんね。
ですが、9月も中旬にもなりますと朝晩が涼しくなって、身体は秋の体勢へと移っていきます。
特に明け方の冷え込みにより、皮膚が引き締まって代謝が鈍り、寝汗を内攻させたりなどして身体を冷やすことがあります。
その対処法として、朝起きましたら、後頭部の温湿布を行なうことや足湯をおすすめします。
足湯は行なう前に、冷えの急処である足の3・4趾間を押し開くようにして弛めてから行なうとよいでしょう。
この時期は、朝に行なうのが効果的です。
それから、日焼けをした方は秋口になりますと風邪をひくことがあります。日焼けによって硬直した皮膚を調整するために、夏の疲労の調整として風邪をひくのです。
薬を飲まずに風邪を経過させれば、皮膚が調整され、夏の疲れも解消し、身体がスッキリとします。
風邪を短期間で経過させるために、やはり足湯をするとよいでしょう。
足の裏には腎臓の急処があり、足湯によって腎臓の働きが活発になりますと風邪による喉の腫れ・痛みも治まります。
喉に腫れ・痛みがある場合は、足湯を行なう前に、足の内縁部(土踏まずの筋)の硬いところをよく押さえて弛めてから足湯を行なうとよいでしょう。
そして水分の補給も忘れないようにしてください。
また、夏の疲れの解消として塩を舐めて塩分を補給したり、ハチミツを小さじ1杯ほど舐めるのもよいです。
これから汗による代謝が少なくなる分、泌尿器系に変動を起こしやすくなります。そろそろ温かい汁物をとるようにしてください。
夏は生野菜など大雑把な食べ方の方が身体に適していますが、これからの時季は味覚が敏感になり、さっぱりとした細やかな味のものを好むようになります。
また、夏の間、活発だった発汗が少なくなることによって、腎臓に負担がかかってきます。
排尿のときに尿が二つに割れる方は腰が捻れていますので、思い当たる方は腰(腰椎3番・へその真裏)を中心に身体をよく捻っておくとよいでしょう。
腰椎3番(泌尿器系)に可動性が出てきて、小便の排泄作用を促し、腎臓やその他の泌尿器系の臓器も機能が回復してきます。
9月は台風のシーズンとも言えます。
気圧の変動により、特に呼吸器の弱い方は、不安になったり、息苦しくなったり、いろいろと影響を受けやすい傾向があります。
心臓活点に愉気をするとよいでしょう。
初秋、身体は夏の躍動的なリズムから秋に向けて静かなリズムとなり感受性が細やかになってきます。
するとやはり、秋は芸術に向いている季節と言えるのですが、秋も深まってきますと腰が捻れやすく、すると感受性が鈍くなってくることがあります。
これから訪れる!?、、、かもしれない、食欲の秋も感受性を鈍くさせます。心の落ち着いたちょっと寂しくもあるこの細やかな感覚の時季を味わいたいものです。
※上肢・腹部などの各調律点(整体用語)などの詳細は院長・スタッフにお気軽のお聞きください