背中の鈍痛で仰向けに寝られなかった私が・・・
背中(肩甲骨の下の辺り)に鈍痛があり、仰向けでは寝られない日が半月程続いていたある日、新聞の折込広告の一枚が目に留まりました。そこには普段の生活の中でその人その人個人の癖から生じる身体の歪みと、その歪みからくる諸症状などが記されていました。
頸椎の歪み、背骨・骨盤の歪みやズレを診断していただき、最初2週間は週に2回程治療に通いました。1か月程経過した頃、肩甲骨の下の鈍痛は軽減し、普通に寝られるようになり、治療に通いだす前は少し症状が重かった生理痛が随分軽くなっていたことにも気づきました。
また、その間に、市販の頭痛薬を飲んでも痛みがひかない頭痛が3日間続いたことがありました。元々、偏頭痛を起こしやすいタイプではあったので、薬を飲みつつそのうち治まるだろうと思っていたのですが、治療の予約日になっても治まらず、事情を話して予約の変更を申し出たところ、「そういうときこそ治療に来てください。」との返事。大丈夫かな…と少し不安になりつつ伺ったのですが、治療をしていただいた」後にはその頭痛まで嘘のようになくなっていて、驚いたことを覚えています。眼精疲労と首の凝り、腕の疲労などが原因になっての頭痛と教えて貰いましたが、同時に身体の各所との繋がりや全身をケアする大切さに改めて気付かされたことでもありました。
他には、ある日、仕事中に電話を受けて対応していたときに、資料を確認しつつ、メモをとろうと、左肩と首で受話器を挟んで両手を空けた一瞬、背中から左腕にかけて寝違えたような痛みが走るということが起こりました。ちょうど12月の始めで年末にかけて仕事が忙しかったこともあり、少し様子をみていたのですが、違和感はどんどんひどくなっていき、そのうちに鈍い痺れまで始まりました。それは、常時ではなく、突発的に起こる痛みと痺れで、また物を持つ、持たない、起きている、寝ているという姿勢に関わらず、しかも左腕だけでなく両腕が、一定の間、痺れて痛む事態にまでなってしまったのです。
早速、身体均整院に治療をお願いすると同時に、原因を確認するために病院の整形外科でも診察を受けました。
整形外科でレントゲンを撮った結果は、頸椎の変形によるもので、頸椎の一部が少し飛び出ており、それが神経を触るため、腕に痛みや痺れが生じているということでした。
頭の重さは首で支えるため、いわば身体の経年変化による骨の変形であり、年齢を重ねた人に多く出る症状だが、病院で治療出来ることは、現在、特になく、痛みを軽減するための鎮痛剤を処方することくらいになるとのこと。接骨院で牽引などしてもらうと少しはなにか良い効果があるかも、とのことだったため、薬の処方はしてもらわず、そのまま身体均整院での治療を継続しました。
急ぐ必要があって小走りするとその振動が伝わって腕の痛みとなるし、重い物を持つことは勿論、腕を使うことで痛みが出やすくなるので、一時は腕を使うこと自体が怖く、このままずっとこの痛みを抱えていくことになったらどうしよう、と暗澹たる気持ちになることもありました。どうしても治療に伺えないときは、先生から助言して貰ったように、自分でも頸椎を温めるようにしたり、無理のない範囲でストレッチをするなどしましたが、治療に通ううちにお陰様で少しづつ痛みや痺れが起こる間隔が長くなっていき、ついには痛みも痺れも消失し、その後、再発もせず現在に至っています。
このときは、週1回以上、3か月半程治療に通いましたが、症状のひどさからもっと治療期間がかかるかな、と暫く痛みと付き合う覚悟もしたほどでした。それでも一時しのぎにしかならない鎮痛剤だけは絶対に飲みたくなかったので、本当に有難く感謝しております。
また、今まで以上に、自分を労わること、身体を冷やさないようにする、食、姿勢、生活などにおいて、健やかに保つための注意を心掛けるようにし、先生から伝授していただいた呼吸法や体操などを行うようにしています。
自分で出来る簡単な予防や体操、健康体にしていくための方法などを教えていただくとともに
名古屋市西区 H.K様 45歳 公務員