腰痛での来院
出産後、腰痛で来院しました。
産後間もない娘を連れての来院の為、不安もありましたが、御家族の皆様が笑顔で温かく迎えてくださり色々と気を配って頂いたので、安心して施術を受ける事が出来ました。
施術後は、すぐに体が楽になったように感じ、今では日々の生活も随分ラクになりました。
また腰痛になった時は、娘を連れて施術を受けにいきます。
一宮市 嶋津 美香様 35歳 主婦
院長コメント
嶋津さんありがとうございました。とてもかわいい赤ちゃんとご来院いただきました。
ところでこの「出産後の腰痛」というのが最近は、非常の多いと感じています。腰痛に限らず、出産後に「生理痛・子宮内膜症・子宮筋腫」又は「うつ」の症状になってしまう方も少なくありません。これはどうしてでしょうか?
これは、「骨盤の歪み」と非常に関係があります。
以前もお話しましたが、出産をするときに自然分娩の場合「恥骨」が開きます。
恥骨が開いて赤ちゃんが出てくるのです。逆に言えば、恥骨の開きがスムーズですと「安産」になるのです。
ですから、安産に関しては骨盤の大きい、小さいではなく、「恥骨の可動性(よく動くがどうか。)」が重要になってきます。
出産後に「すぐ動いてしまう」と恥骨が元の位置にもどらないまま「歪んだまま固定」され、その結果「骨盤」が歪んでしまうのです。
骨盤が歪むと連鎖的に腰椎(腰の骨)が歪みます。すると腰痛が生じます。
骨盤が捻じれてくると子宮や卵巣などの骨盤内臓器も捻じれます。
すると「血行障害」が起きてくる。これが、生理痛や子宮内膜症、子宮筋腫の原因となるのです。
又、女性は、子宮でものごとを考えるというぐらい、子宮と自律神経は、関係があります。生理前に「イライラ」したり「うつぽく」なるのは、実は、子宮に関係があります。あと子宮と甲状腺も密接な関係があります。
このように「骨盤の歪み」イコール「女性の疾患」の関係性が出てきます。
逆に言えば、骨盤の歪みを治してしまうと腰痛はもちろんのこと、婦人科疾患や肥満も改善されてくるのです。
しかし、実は一番いい「骨盤調整」は、「出産」なんですね。ですから出産後太ってしまって「やせたい」という方には、「もう一度、出産をしてください!」と冗談半分でいいます。
当院では、このように出産前に治療をすることにより「安産」になる方が非常に多いのです。初産でもです。
又、出産後に腰痛や婦人科疾患になってしまった方も治療をすることにより改善されます。
出産後に腰痛などでお悩みの方、是非ご来院ください。